みなさん、こんにちは
教員採用科の岩永です。
九州の1次試験も終わり、
これから本格的に人物試験対策に取り掛かる人も多いのではないでしょうか
人物試験といっても面接試験や模擬授業、集団討論など様々な形式の試験があります。
面接試験でいえば、
面接官に「この人ならぜひ採用したい、教壇に立ってほしい、一緒に働きたい」と思わせられるかどうか!が重要となってきます。
自分を良く見せる為に、質問の受け答えの練習や、志望動機、自己PRの作成、想定される質問に対する回答の作成などに力を注ぐ人が多いですが、面接試験に不安を抱える方の多くはこういった「内容」にこだわっているように感じます。
もちろん「内容」も重要です。しかし、そればかりに気をとられてしまっているようにもみえます。
過去の質問例など情報を収集して、それなりの回答を用意すれば、面接官の質問には答えることはできます。
全て答えられたから合格!であればいいのですが、はたして教員採用試験はそうでしょうか。
参考に鹿児島県の個人面接の「評価の観点」をご紹介します。
・自己の意見が他人によく理解されるよう表現を工夫し、説得力のある発言に努めているか。
・冷静によく考えて意見を述べ、内容に一定の論理性と方向性があり思考に深まりが見られるか。
・服装、言葉遣い、礼儀作法は望ましいか。
・教職への積極性、意欲、情熱が感じられるか。
・落ち着いていて自信をもち、溌溂とした言動をとれるか。
などが挙げられています。
これらの観点のほとんどが受け答えの内容よりも、「その人の人間性」を見ている のです。
この人間性ですが、質問されたことに対してそれなりの回答をすればいいというわけではないですよね。
限られた時間の中で、良い印象を面接官に与えるためには答える内容よりも、「第一声などの挨拶や表情、答え方」が重要なのではないでしょうか?
入退室の印象、着席時の姿勢、表情、身振り、声の大きさ、話すスピードなど、評価されるべきポイントは回答以外のところにも多くあると思います。
人物試験は、自分では気づきにくいポイントもたくさんあります。
東京アカデミーでは、二次試験対策講座を実施しておりますので、興味がある方はコチラをご覧下さい。
前置きが長くなりましたが、実際に最終合格した卒業生に、人物試験対策について聞いてみました。
・色々な人たちに客観的にみてもらい、アドバイスをもらうことが大切。自分では気づかない癖などもあることに気付いた。
・東京アカデミーの人物対策講座に参加し、基本的な作法やマナーを学び、実際に演習することを繰り返した。実際に口に出して、動作等を友人や講師の先生に見てもらった。
・集団討論はとにかく回数を重ね、様々な人とすること。とにかく状況に慣れる。実施後は反省会を行う。
・面接は内容というよりは、堂々と自分の考えに自信を持って答えるように心掛けた。
・色々な人と話し、考えを広げるようにした。自分らしさを出せるようにした。
・動画を撮ってもらい、課題を見つけ、繰り返し修正した。
・とにかく短く簡潔に答える。丁寧な言葉で発言できるように心掛けた。
・面接ノートを作り、キーワードだけ覚えて答えるようにした。
・様々な人に見てもらい、自分の動作や口癖などをチェックしてもらった。
・集団討論は様々な役割で練習した。どの役割でもできるようにした。
・東京アカデミーの答申資料集をとにかく読み、情報を収集しながら、知識や考えに深みをつけた。
質問に対する回答を考えることも大事ですが、合格者がおっしゃる通り、人物試験は答える「内容」だけでなく、いかに「好印象」を与えることができるか大切ですね!
東京アカデミー鹿児島校では、8月中旬~下旬にかけて、鹿児島県「二次試験対策講座」を実施致します!
内容は、
・自己PR書の書き方指導 ・面接指導会 ・グループ討議指導会
になります。
※詳細は、コチラをご覧下さい。
東京アカデミー鹿児島校
フリーコール 0120-220-731
TEL(鹿児島校直通) 099-227-3455
東京アカデミーで一緒に教員になる夢を叶えましょう!